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	<title>SHOSIRA &#187; 徒然日記</title>
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	<description>まいぺーすに、でざいんとーく。</description>
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		<title>ゲームセンターと外との接続性をARでどのように作るか</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Apr 2010 20:48:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>shosira</dc:creator>
				<category><![CDATA[徒然日記]]></category>

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		<description><![CDATA[

ARでゲームセンターに人を呼び戻すことができないか？という三宅さんの記事がきっかけとなって、twitter上で議論が盛り上がっていました。
「AR（拡張現実） × アミューズメント施設、ゲームセンター」で人を集めよう [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
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<p>ARでゲームセンターに人を呼び戻すことができないか？という<a href="http://blogai.igda.jp/article/37410002.html">三宅さんの記事</a>がきっかけとなって、twitter上で議論が盛り上がっていました。</p>
<p>「AR（拡張現実） × アミューズメント施設、ゲームセンター」で人を集めよう！<br />
<a href="http://togetter.com/li/17203">http://togetter.com/li/17203</a></p>
<p>なんとなく議論に参加しているうちに、いろいろ着想が出てきたのでまとめてみます。</p>
<p><strong>そもそもARとは何か？</strong><br />
前にもblogで記事にしたんですが、カメラを通すと3Dで何かを表示する技術、というDisplayのところだけを切り取ってくると発想が活かしきれない。3Dを重ねるだけなら、Realtime Tracking and Matchmovingとでも言った方が良さそうです。なぜそれが、Argumented Reality、という名称で呼ばれるのかを押さえておきましょう。</p>
<p>ARでよく描かれる、スーパー未来はこんなものです。まずはわくわくしてください。<br />
<object width="560" height="340"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/Q_xF8ujj7ko&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;rel=0"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/Q_xF8ujj7ko&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;rel=0" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="560" height="340"></embed></object></p>
<p>ARは、人間の認識を拡張することを目的として発展してきました。人の認識能力には、いろいろな特徴があります。視覚でいえば、錯覚がその良い例だし、ゆるやかな変化には気付きにくかったりする。そうしたときにコンピュータがうまくサポートしてあげることで、人の認知・情報処理能力を高めよう、というのがARの前提にあります。だから例えば、昨今の「AR」からは、ちょっと外れたARをお見せすると、こんなのがあります。</p>
<p><object width="480" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/9Z6-i9pZrSU&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;rel=0"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/9Z6-i9pZrSU&#038;hl=ja_JP&#038;fs=1&#038;rel=0" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="385"></embed></object></p>
<p>突いたボールがどう転がっていくかは人には認識するのが難しい。だから補助線を表示しましょう、というもの。立派に現実感を拡張し、情報処理能力を強化しています。重要なのは、視覚に重ね合わせるように表示することで「認識が拡張されること」なのです。加えて言っておくと、前者の映像は静的な情報を拡張していて、後者の映像は、動的な情報の拡張を行っています。</p>
<p>ARでは<br />
・どの情報を指し示すと有効なのか（静的・動的）<br />
・どのように表示すると、より分かりやすく視覚的に認知可能なのか<br />
を検討する必要があります。</p>
<p><strong>ARでゲームセンターを拡張しよう</strong><br />
以上の前提に立つと、エヴァ屹立は果たしてARなの？という疑問が沸き起こってきます。ただ、現実空間に架空のキャラクターをおくことで、場の意味を新たに作り出してしまうような方向性も重要だと僕は思っています。特に日本人には親和性の高い話でしょう。日本人が古来から行ってきた「見立て」の延長上に、昨今のムーブメントがあるように感じるからです（ただし、それをどう取り扱うかは、考慮の余地がありそうです。恐らく重要な意味があるのです）。ここでは、認識の拡張という前提に立ち戻った上で、場の見立てを考慮にいれながら、ARとゲームセンターの可能性について考えます。</p>
<p>三宅さんの問いは、ARでゲームセンターに人を呼び戻すことができないか？というものでした。blog＋Twitterで出てきたアイデアの目指している効果は、以下のように分けられるものと考えられます。<br />
・ゲーセンで何が起きているかを「外に」伝えること<br />
・ゲームをゲーセンの「外に」拡張すること<br />
・ゲーセンという場の意味を変化させること（外にいるときにもゲーセンの意味があること）<br />
によって、ユーザがゲーセンに入ってゲームをしようと思うこと（ここが重要）。</p>
<p>ちなみに僕はあまりゲーセンに行かない人間なんですが、なんでゲーセンに行かないかというと、<br />
・ゲーセンまで行くのが面倒<br />
・操作が分からない（例えば僕なんかは格闘ゲーム触れません、怖くて）<br />
・みんなで行くことが難しくなった<br />
・ゲームなら、手元で出来る<br />
ことが挙げられます（ざっとですけど）。</p>
<p>@mutsubeさんや@CakeTwtさんのご指摘通り、僕はTLを読んでいるうちに、これはゲームセンターという機能をどう拡張するかという問題なのではないかと考えましたが、その発想の原点には、どうやったら、今のゲーセンが抱えるこうした問題を解決できるのか？という視点があったりします。言い換えるならば、ゲームセンターという場をもう一度、今の技術を踏まえて設計し直してみると、どうなるか。これをちょっと考えてみたいのです。</p>
<p><strong>ゲーセンとの距離と場所に応じてゲームの意味が変わること</strong><br />
まずは最初の、いろいろと面倒だという問題から。ゲーセンまで行くのが面倒だけどゲームはやりたいという欲求を満たすために、みんなPSPだのDSだのはやっています。ならば携帯とゲーセンをリアルタイムに結び、さらに見立てを導入する。iPhoneなら、かなりリッチなゲームを用意することができます。</p>
<p>DSを持ち込むことでゲーセンに行く価値が、という発想はあったと思いますが、ただ単につないだんじゃゲーセンに行く動機が生まれない。だから、その距離感や場に意味を持たせたい。ならば、ゲーセンを前線基地、iPhoneを補給部隊や後方支援基地として定義するような発想のゲームはありうるんじゃないかと思うのです。その上でリアルタイム性というのは、ゲームの世界の時間軸を同じにして、ゲーセンと携帯とをきちんとつないであげるためにも重要な要件だと感じます。あそこでみんな戦ってるんだぜ！でも僕はゲーセンには行けてないから、外から支援するぜ、という見立て。</p>
<p>もちろん、今のブラウザアプリのように、普段は体を鍛えたり農作物を育てたりしていて、ゲーセンに行くと試合ができたり、結果としてのゲームができるというのも、ありでしょう。</p>
<p>その上で、ゲーセンで今プレイされている様子を直感的に示すために、ARを施す。ゲーセンの方をカメラでみると何やら巨大なロボットが動いていたり、戦闘の様子がみえたりしたら、これはちょっと面白いかもしれません。しかも手元でプレイに参加することでリアルタイムに見える景色が変わるとしたら、ARの意味も十分出てきます。</p>
<p><strong>みんなで出来ること＝ゲームの視点を変えること</strong><br />
役割やゲームの方向性を微妙に変えてあげることで、ゲーセンでゲームをしている当事者とゆるやかにつながれる、というのは結構大事な視点なのではないかと思います。あるいは個々のプレイヤーの役割を、筐体と携帯で分けて考えてあげる。MMORPGでずーっとアイテム集めだけしてる人とかいますよね。あの緩さが大好きなんです。</p>
<blockquote><p>@miyayou だとすると、Social＋ARで、ゲームセンターの中と外でインタラクション考えると面白いですね。渋谷のゲーセンにいるんだけど、誰か、こっちに向けてエナジーパック撃ってくれー！！とか。<a href="http://twitter.com/shosira/status/12953975677">http://twitter.com/shosira/status/12953975677</a> </p></blockquote>
<p>他にはたとえば、カップルでゲーセンに来ていて、彼氏がレーシングゲームをしていると彼女は遊べません。戦場の絆という話がありましたが、あれは同じ視点に立つゲームですよね。みんながみんな同じ操作に熟達できるわけじゃない。そこへの配慮が、今のゲーセンでは欠けているような気がするのです（僕は結構、横で観ている派なのでよく分かる）。だから、普段慣れ親しんでいる携帯で、ゲームセンターでゲームが楽しめるようにするのはインタフェースとしてアリだと僕は思います。<br />
・ある筐体ゲームの横で、同じタイトルのミニゲームを筐体のプレイヤーと連携して楽しめる。</p>
<p>その上でARをどう使うか。たとえば、<br />
・FPSしている人の横でiPhoneカメラを構えて、アシストの役割をする。<br />
　（CCさくらでいうところの、ケロちゃんじゃないか！）<br />
・渋谷のゲーセンにいるんだけど、誰かエナジーパックこっちに撃ってくれー！という依頼に応える<br />
というものは考えられそうです。それなら、ゲームが得意じゃなくても出来るし筐体を大掛かりにする必要がない。</p>
<p><strong>まとめ</strong><br />
僕自身は、今のゲームセンターと日常の接続性をどのように作るか、というのが問われていると思っています。そのときに、<strong>ゲームセンターや携帯ゲーム機の存在（意義）を、ロケーション、人、あるいは人々の関係、動機によって、動的に変えながら提案していくこと</strong>が重要な切り口になると考えています。MMORPGをリアルの場に持ち込むにはどうしたらいいか、というと分かりやすいかもしれません。</p>
<p>・ゲーセンという場そのものに固有の意味を与えて、外部からゆるやかに接続させる。<br />
・ゲーセンの中にゲームの世界が広がるのではなく、ゲーム世界の特異点としてゲーセンがある状態を目指す。<br />
・多視点を許容するために、筐体以外の人々が持っているデバイスを使えるようにする。</p>
<p>その上で、<strong>場所と役割に応じた見立ての提示手段としてARを使う</strong>。そんなゲームの開発はとても難しそうですが、やる価値はあるのではないかと感じています。その着想からARを最大限活用する、というのは、とてもわくわくできることのように思えました。もっといろんな議論が出てくるのが楽しみです。</p>
<p>最後に参考記事として、ASCIIの記事も掲載しておきます。特に5〜6ページ目付近は、よく読んでいただきたい内容です。</p>
<p>本当の「AR」とは？ ARの歴史と未来の姿を追う！<br />
<a href="http://ascii.jp/elem/000/000/514/514146/">http://ascii.jp/elem/000/000/514/514146/</a></p>

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		<title>日本の起業が増えない系の話について</title>
		<link>http://www.shosira.com/2010/03/20/ad-venture/</link>
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		<pubDate>Fri, 19 Mar 2010 18:45:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator>shosira</dc:creator>
				<category><![CDATA[徒然日記]]></category>

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起業やら創業やらの話が盛り上がっているようなので一言だけ。ネット界隈や雑誌で語られる起業話って、どのクラスのものなのかが、まず前提として語られないことが多いので、どうにも地に足ついた議論が少ない。ライブドア創業します [...]]]></description>
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<p>起業やら創業やらの話が盛り上がっているようなので一言だけ。ネット界隈や雑誌で語られる起業話って、どのクラスのものなのかが、まず前提として語られないことが多いので、どうにも地に足ついた議論が少ない。ライブドア創業しますとかは、そりゃー稀少なわけで、大半はスモールスタートなわけです。喫茶店始めたいとか。だからここでは、スモールスタートの話をしようかな。</p>
<p>考えてみましょうよ、自営とか家族経営クラスの人はそこら中にいるでしょう？ラーメン屋のおっちゃんとかだってそうだよ。試しに近所の税務署か法務局に張り付いてみててご覧なさいな。オススメは1月10日か、7月10日の税務署前だ。毎月10日でも構わない。税務署にやってくる人の多様性は想像を超えますよ。起業はそこらに転がっている。登記をすれば誰でも社長になれますよね。そういう話じゃないって？どうでしょう？世の中の大半の人にとって自分が起業リスクを過大評価しているのか、過小評価しているか、論じるのは困難だ。しかし周囲には、経営者の立場にいる人は意外にいる。彼らはネット論壇が言うほど真剣に考えて起業したんだろうか。中身はその辺にいるようなおばちゃん・おじちゃんなのに。その辺の乖離が、どこから生じるのか、が僕は気にかかる。<br />
<span id="more-201"></span><br />
個人的には、スモールスタートの創業・起業にとってのハードルは、<br />
・税金や厚生年金などの制度設計や規制<br />
・失敗したときの経営者の保護<br />
の２つ。実はひとつめが盲点なんじゃないかしら。会社法人化することによって、守らなければならないことは桁違いに増える。支払わなければならない税金・社会保険の額は結構な負担になるし、そもそも制度がさっぱり分からない。個人を守るための制度が、スモールスタートの起業家にとっては足枷になる。源泉徴収事務に年末調整、決算、これでもかというほどやることがあって、間違えると社長でしょと怒られる。そういう「実際」は結構あるのに、こういう議論のときって経営してる人の意見が出てこない。僕のスコープが狭いだけかもしれないけど、経営者が書いた今回の創業関連記事はこれくらい。以下の記事には結構頷かされる。<br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/kuippa/20100311/1268327600">http://d.hatena.ne.jp/kuippa/20100311/1268327600</a></p>
<p>試しに少し、現実的な話を書く。資本金が少なくて済む、IT関連で極小のスモールスタートをした場合を想定しよう。現実的な出費として必ず出て行くのは源泉徴収税と社会保険などの費用なので、役員報酬を一定額以下にしない限り、国という壁が立ちはだかる。それで逡巡するなら個人事業主でいた方が良いわけ。自己資金がないなら新規創業資金なんかも借りられないから、借入はほぼ皆無だ。ここでもハードルが上がる。銀行は貸してくれないだろう。そもそも借入を始めたが最後、連帯保証やら何やら、有限責任はどこかへ消し飛ぶ。さて、それで、どうやって続けるか？あるいは途中で自主廃業か。こういうリアルな話はあまり聞かない。若者はどこへ行ったのか、のノリでいえば、清算したり潰れた会社の経営者さんはどこへ消えたのか？廃業したけど幸せに生きてる人もいっぱいいるはずなのに、怖い話の方が耳にしやすい。</p>
<p>個人的には、会社の続け方をよく知っている社長さんは、実はご近所さんだったりする。あるいは親。うちは自営業に近かったから、それでだいぶハードルが下がっている。個人経営クラスの経営者って、周りにもいるでしょ？親の家業の雑貨店継ぎました、とか。そういう人たちの事業は、ITベンチャーで数人で回していくよりも大変なわけです。実際のお店を運営しなきゃいけない。だから、暗黙知をいっぱい受け継いでいるし、事例として自然に共有している。たとえば一番分かりやすいのは「有限責任だって言われてるけど、銀行にお金を借りたが最後、無限責任ですよ」とか。「何があっても税金だけは納めろ」とか。そういう、タテマエと現実の違いを乗り切る方法を、日本の地場の古い経営者の人たちはよく知ってる。</p>
<p>逆にいうと日本は、そういうことを熟知していないとスモールビジネスですら生きていけない世界なのかもしれない。起業の話をするんなら、続け方と止め方の話をもっとするべきだと思う。失敗した経営者さん達ってどうなったの？樹海に消えていったのか。よほど親しくしていない限り、その後は分からない。１０年２０年やってきた経営者の人たちだけが、そのリアルを知っている。それが起業というより倒産の恐怖を無意味に拡大させているようにも思う。</p>
<p>実際調べてみると、起業するよりも廃業するときのリスクの方がみえないものだ（脅しはよく耳にするけど具体的な事例は出てこない）。失敗しても生きていけるから不必要に心配しなさんな、と具体的に教授してくれる人がいない。倒産の方法を説明するサイトは確かにいっぱいあるけど、社長向けの話がほとんどで、経営者にこれからなるであろう人向けの内容じゃない。なので失敗に備えた過剰装備をすることになるんだけど、過剰装備を調えているうちに機を逸することの方が圧倒的に多いのだし、現実にそうなったら役に立たないから、どうしようもない。ほんとは成功するなら人もお金もあとからついてきて、自然に整ってくるのだろう。結果失敗するなら、どんな装備を整えていたって、じわじわと下降していく。対象となる事業にかける時間の長さは、そのまま自分の人生の残存量と比例しているのだから、どうせやるならパッと試してみて、成り行きを見守ってみた方がいいのだけれど、それができない。一寸先が闇。対策すら練れない。<br />
・永遠に存在する会社はない<br />
・失敗しても死ぬことはない<br />
というのは結構言われるけど、具体的にどうなるの？はみんな知らない。そこが問題なのです。国民性云々って言っても、起業する人はするわけだ。レールを踏み外した人は今のご時世どこにだっているんだし。そういう情報をこそ、ネット上でがんがん流すべきなんじゃなかろうか。起業の失敗情報をまとめるとか。</p>
<p>なんで「起業が増えていない」のは、実直的には収支計算して本当に無理だから諦めるか、起業してから廃業までが見えないから怖くて手を出せないのが現実のところで、それがこの国の起業を阻んでいる障壁であるように感じる。せめて「生きていけるな」と確信できるくらいのリスク計算手段を用意すれば、手元に現金がなくても起業しちゃう人は結構いるだろう。軒先で弁当売り出すとか。こんな時節だし一杯いるはず。だけど、未だに起業して失敗すると首を吊ることになる、が定説として流布しているうちは起業は増えない。肉体的にも、社会的にも、死ぬのはみんな怖いのだから。</p>
<p>しかし起業が増えていないというが、もうほぼ個人事業主に近い起業状態のマインドの人は多いんじゃないだろうか。派遣社員とかフリーターと呼ばれる類の人たちは企業に搾取されて云々っていうけど、自分の身の振り方を（サラリーマンよりは真剣に）考えなければならず、自ら行動しなきゃ死ぬという意味で、経営者と同じだからだ。ニートの人たちだって自ら行動しないと死ぬ状況にいないだけで、何かあったら自己責任を問われてしまう厳しい環境にいる。その意味において、個人レベルでは日本の創業ブームはとっくに来ているのかもしれない。組織にできないだけで、そこの敷居を下げれば、創業が一気に盛り上がる可能性はあるのかもね。ということもあって、僕はBIに賛成していたりする。</p>

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		<title>2009年を振り返って</title>
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		<pubDate>Sat, 02 Jan 2010 00:22:38 +0000</pubDate>
		<dc:creator>shosira</dc:creator>
				<category><![CDATA[徒然日記]]></category>

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		<description><![CDATA[

というような題目で日記を書くのが、どうやらmixi界隈で流行っているようなので、若干プライベートな身の上話をしてみようと思いますよ。わー、難しい。
2009年で一番大きかったらしいこと。起業。そりゃーもう。しかしなぜ [...]]]></description>
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<p>というような題目で日記を書くのが、どうやらmixi界隈で流行っているようなので、若干プライベートな身の上話をしてみようと思いますよ。わー、難しい。</p>
<p>2009年で一番大きかったらしいこと。起業。そりゃーもう。しかしなぜ、大きかった「らしい」かといえば、その影響を本人もまだ計り知れていないので・・・。7月の末に創業して（実際には4月から事務所は立ち上げていた）、ようやく今になってアウトプットが出せそうな状況にきたところだし。いくつかは無事、世に出せそうですが、なくなったものも沢山ある。数年後に会社が残っているかも分からないし、実感としては自分自身が生きているかも分からないから、なんとも言えないよねー。言えるぜって人いたら見てみたいけど、その直後に僕は逃げるなー。<br />
<span id="more-29"></span><br />
よくある「社長ブログ」のように、会社の宣伝を兼ねて具体的なことを書く場にはしたところで意味ないだろ、むしろキモいというのが実感なので、ここはあくまで僕個人の私的なブログで、そういう社長っぽい話はしたくないけれど、個人的な感想や雑感くらいは留めておいた方が、未来の自分にとっても、周囲の理解にとってもよかろうと思うので、年が改まったのを契機に、いくらか書いておこうと思います。だって今や、会社＝人生というくらいだもの。今現在は、それを取ったら書くことがなくなってしまうのです。それでブログ投稿が激減したというのは確かにあって、それで少し反省をした。今何を思っていて、どんな情報を仕入れているかくらいは、これからは書こうと思っています。主に周囲で、僕にアイデアをくれたり、一緒に考えてくれたり、僕が貢献したい人々のためにです。</p>
<p>しかし、少しだけ「外」向きの話をします。2009年の実感の中で最も印象的だった部分について。創業するってどんな気分？とよく聞かれるのですが（いや本当に珍獣扱いだとはね！）、それについて。以下のサイトがうまくまとめてくれているので、リンクを貼っておきます。本当に、こんな実感ですよ。</p>
<p>What Startups Are Really Like:<br />
<a href="http://www.paulgraham.com/really.html">http://www.paulgraham.com/really.html</a><br />
「ハッカーと画家」を書いたプログラマー、ポール・グレアムのまとめ。</p>
<p>英語を読みたくない人のためにざっとジャンキーなサマライズをしておきます。<br />
自分が今実際に感じているものだけ、◎をつけた。そして多分、今後全部埋まる自信がある。</p>
<p>◎良い意味でも悪い意味でも、こんなに予測不可能なものだとは思わなかった。<br />
◎本当に骨の髄までキャラを知ってる人とやるべき。起業時は人間関係が一番大事。<br />
◎仕事が人生になる（会社は終わらず、僕らが止まるまで止まらない２４時間営業）。<br />
◎死ななければ、それは失敗じゃないと思え。<br />
◎基本的にはすっごい楽しい。創造的で、自由だ。会社を始めた奴にしか味わえないね！<br />
◎耐えろ。何ヶ月でも何年間でも。<br />
◎軌道に乗るには、想像を絶する長い期間を経ないといけない。恐らく３〜５年。<br />
◎だけれどもまぁ、目の前の事象は楽しもう。面白いことはそこら辺に転がっている。<br />
◎仕事の半分以上は、革新的な仕事や専門を発揮する以外のところに費やされる。<br />
◎小さくはじめよう。複雑なものはあとでいい。<br />
・ユーザから帰ってくる反応のダイナミズムにはビックリさせられる。<br />
◎自分だけのアイデアに縛られない方が面白い。<br />
◎競合については考えないでいい。ゴールが同じようにみえても、よくみると違う。<br />
・ユーザの支持を集めるのはとても大変。新しいサービスは想像以上に使われない。<br />
・投資家は、自分たちが何に投資しているのか分かっていないしビジネスのビジョンもない。<br />
・投資家に好印象を与えるのはゲームだと思おう。<br />
◎成功するかは運次第。<br />
◎同じような興味を持つ人達や起業家とのつながりが糧になる。<br />
◎周囲の95％は内心で「よくやるよねー」と思っている。サーカスのなにか扱い。<br />
◎自分の成長にあわせて、物事や役割が大きく変わる。たぶん数カ月おきくらいのスパンで。</p>
<p>実際に製品が出たら（ポツポツ出る予定）、いろんな人との会話が広がるんだと思っていて、それは今から非常に楽しみです。銀行とVCとはお話をしたことがないので知りません。あ、嘘。銀行は口座を作るときによくある会話はしました。</p>
<p>しかしいかんですね、先人たちの言葉を訳したら、書くことがなくなってしまったよ・・・。ふーむ。</p>
<p>最初の、よくされる質問に戻ろうかな。創業するってどんな気分？の次にくるのが、なんで起業しようと思ったの？なのですが。うん、どうしてだろう。僕らにもよく分からない。そう聞かれたときは「なんで就職しようと思ったの？って言われて、スラスラと答えられる人はいるのかい？」と返すことにしています。「就職するのが最も確実に生きていく方法だから」って答える人が多いのかな。それがまず第一で、次に「やりたい事やるために」がくるんだと思う。それと同じ。単刀直入にいえば、起業しようと思って起業したんじゃなくて、それが一番自然で確実に自分を生かしていく方法に思えたので、起業になってしまった。自分が起業家であるとかは全然思っていない。そんなの全然ない。そこはほら、主婦であることに対して天性の主婦ですとか思っている人がいないのと同じ。そういうのはテレビ向けの演出です。そういう人が本当にいたら電波だと思えばよろしい。</p>
<p>「有名企業で経験を積んでから起業するのが最も確実だよ」と言われたこともあった。確かにそのとおりかもしれないのだけれど、自分にとっては「起業はゴールではない」わけだし、それで失敗するか成功するかはなんとも言えない。起業が目的化したら、確かにそれがBetter wayだろうなというのは僕も感じます。確かにあるハードルは下がるかもしれないけど、それで時期を逃してしまうかもしれないし、２０年後どうなってるかは分からない。大事なのは常に今の決断です。未来なんて実はどこにもない。明日死んでるかもしれない。やー死んだらごめんね、ほんと！</p>
<p>未来の確実性のために今を下積みに使うんだという発想は、年功序列の発想にどこかよく似ている。どこかで自分を殺した苦労をしなければならないんだ、という発想。しかしそれは、誰もが常にやっていることです。あえて特別耐え忍ぶものじゃない。</p>
<p>問題は「今やりたいこと」を２０年後に先送りして、出来るのか？ということです。そういうと「２０年後にできるんならやればいいし、別の新しいことも２０年後には見えてるかもしれない。だから今起業しなくたっていいじゃないか」と言われる。だったら起業したっていいじゃない？どう違うのか？そのニュアンスだと、じゃあ今をどうするのか？今を下積みに使って豊かな未来がくるのか、今を１２０％生きたことが豊かな未来になるのか（ちなみに企業に勤めてやりたいことをやってる人はいっぱいいて、そのことを否定している文脈ではないですよ、念のため。会社を否定して会社起こしてどうするの）。</p>
<p>そのニュアンスは同じようでいて、全然違う。「とりあえず様子見で」と先送りできるほど人生は長くない。もちろん大企業で経験できることはいっぱいあるだろう。でも、ゼロベースで起業したからこそ見えてくる経験もあるだろう。どちらかを捨てるわけだね？でもそれは今常にしている人生の選択のひとつでしかない。なくした方を惜しんでも始まらない。どれが確かかも分からない。</p>
<p>（だが、嗅覚は大事らしいと思う。そこをどう鍛え続けるかが最大の課題）</p>
<p>そもそも大前提として「起業したいのに」が僕たちの前提にはない。何らかの明確なゴールもない。何が失敗なのだ？僕は、自分たちの試みで、どんな現象が起きるかのみに興味がある。「いろいろ試して結果を見守りたい」だけだ。それで、いろんな人とつながれて、いろいろ楽しいことができればいいなと。そのくらいです。もし、それができそうな会社や人を見つけていれば、そこに収まっていたかもしれない（確かに、世の中に沢山ある会社を、僕は調べなさすぎなのも事実）。たまたまです、起業したのは。</p>
<p>そして僕たちは、ご飯を食べる必要がある。それも同時に最優先事項である。しかしそれは、明るく美味しくご飯をもりもり食べたいということである。美味しく生きるとはそういうことだ。両立可能な原則であることを願っている。働ざるもの、飢えるべからず。</p>
<p>2009年を振り返ると、そんなところでしょうか。見事に起業の話しかしなかったな・・・。2010年の展望はまた今度で。まー、動き続けるのが2010年ということになるね！</p>
<p>いろいろ試して楽しみましょうねー。<br />
今年もよろしくお願いいたします。</p>

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		<title>もこもこの後日談など</title>
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		<pubDate>Tue, 29 Dec 2009 16:24:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>shosira</dc:creator>
				<category><![CDATA[徒然日記]]></category>

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あのもこもこはニトリで買えるんだけれども、生え変わった猫の毛ばりに毛がつく不良品にブチ当たる確率がとても高いので、注意が必要です。最初に買ってきた同僚に次いで買ってきた人たちがみんな、僕も含めてどえりゃー目にあってま [...]]]></description>
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<p>あのもこもこはニトリで買えるんだけれども、生え変わった猫の毛ばりに毛がつく不良品にブチ当たる確率がとても高いので、注意が必要です。最初に買ってきた同僚に次いで買ってきた人たちがみんな、僕も含めてどえりゃー目にあってました（結局交換となった）。洗濯機で一回洗えばなんとかなるようなレベルではないので、多分製造してるところの品質管理に問題がでたんだと思います。ニトリってそんな品質悪いとは思わないんだけど、あたりが悪かった模様。</p>
<p>はてさて。</p>
<p>そういえば、ヨコハマ買い出し紀行の新装版が出たので、最近は専らアルファさんに癒される日々です。考えてみたら、ザ・サードの続きも何年かぶりに出たようだけど、あれはそのまま続けられるのだろうか（再始動！と書いてあったけど様子見だろうし）。一周して過去のコンテンツに戻ってくるような時期なのでしょうかねー。</p>
<p>年月の過ぎるのは早いなぁ。</p>

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		<title>もこもこ・すぅーつ</title>
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		<pubDate>Mon, 21 Dec 2009 15:13:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>shosira</dc:creator>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
		<category><![CDATA[徒然日記]]></category>

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2009年もあと10日ほどで終わってしまうらしいのだけれど、イマイチ、年を越す実感の湧かない年末になってしまったように感じるのは、年を取ったからなのか、会社とか立ち上げちゃったからなのか。
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<p>2009年もあと10日ほどで終わってしまうらしいのだけれど、イマイチ、年を越す実感の湧かない年末になってしまったように感じるのは、年を取ったからなのか、会社とか立ち上げちゃったからなのか。</p>
<p>書いてて思ったが、間違いなく後者です。そりゃそうやんね。</p>
<p>しかしここ数日というもの、寒さだけはとみに実感する。そっちは歳のせいかもしれない。寒波が襲来するにつれ、ニトリで売ってる1000円の毛布が社内で流行りつつあります。社内全土が、毛布をローブのように羽織って、もこもこと仕事したい欲求にかられつつある。エアコン効いてるしサーバも排熱するから暖房は十分なはずなんだけど、やっぱ人間てば、あったかくて質感の良いものにくるまると安心するらしいのですね。本能的な何かで。</p>
<p>だが、問題もある。傍目にはそれが（多分に予期された事態ではあったが）、ヨーダごっこか、ジェダイマスターごっこにしかみえない、という深刻な問題である（僕たちの中で、なぜかヨーダは別枠扱いされている）。ドアを開けた瞬間に、多少座敷わらし風味の入ったジェダイ的何かが鎮座在している光景が先ず目に入る。かなり極端にシュールな光景だ。そしてジェダイのような高尚な存在がいるわけがない場末のここ、不景気の神様が吹けば飛ぶようなワンルームの空間においては、これはもう末期的にミスマッチでしかない。しかも、その、多少日本的なもこもこは時にモゾモゾと動き始め、次の瞬間には、中からこれまた多少日本的としか形容のしようがないスーツ姿で立ち現れ「やぁ」とか言い出すのである。</p>
<p>別に、単にスーツで出勤してきた同僚が毛布でもこもこしているだけなのだが、スーツといういわば最ももこもこするのが似合わない姿でもこもこされると、それはなんというかこう、つまり公私が共存したもこもこである。こちらの精神的動揺たるや尋常ではない。伝え聞くところによればスーツは企業戦士の正装であるというし。</p>
<p>つまりスーツでもこもこというのは、いわば正装で気を抜くというとても器用な行為を成立させていることになる。そんなこと、自分にはとても真似できない。スーツなんか着たら、もうだめだ。とても、もこもこなんてできない。実は、密かに感心している今日この頃です。</p>

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